Keisuke Fujii:残念ながら圏論について不勉強なのでなんとも言えないですが、ZX-calculusという量子回路を記述するダイアグラムがあって、圏論で基礎付けされているそうです。回路の最適化やコンパイラなどを作る上で、圏論的なアプローチが他の数学的なツールや既存のアルゴリズムを輸入するときに有用かもしれません。量子アルゴリズムは、量子回路よりも上複雑な対象物で、量子加速するような型は、グローバー(量子ウォーク)、位相推定、ハミルトニアンシミュレーション、量子特異値変換、など多様なので、圏論の言葉で書き換えれるのかよくわからないです。量子特異値変換と一口でいっても、いろいろなパーツから構成されていて、そのパーツそれぞれの機能が明確になってきているので、それらを整理し、構造化し、組み合わせて使いやすくするとか量子高級プログラミング言語みたいなもの、を作るために有用かもしれません。ZX-calculusについてはいつかちゃんと勉強したいと思っています。