Stripe ConnectでExpress / Customの子アカウントを使って入金を行うと、有効な子アカウントあたり数ドルの手数料がかかります。
https://stripe.com/ja-us/connect/pricing
Stripe ConnectのStandardだとこの手数料はありませんが、Zennのようなサービスだと販売者側のユーザー体験や購入者のプライバシーが導入の障壁となります。
Express / Customでも入金の最低金額を¥1,000などと設定し、子アカウントへの送金の頻度を下げて「有効な子アカウント」数を減らすことで手数料を下げることはできますが、今度は資金決済法の関係で「半年以内くらいでユーザーに売上の入金を行う必要がある」という問題に直面します。
「売上発生後180日経過したときに残高が¥1,000以下であれば失効する」という規約にすることもできますが、Zennの場合は少額決済が多く、失効が多発することが予想されました。今はZennにAmazonギフト券に交換する仕組みがありますが、これはリリース時点の個人開発では難しく、導入は断念していました。
という感じで主に手数料の関係からStripe Connectの導入は断念しました。
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