Yuki Tamura / CTO @ MFS:エンジニアになるために重要なことは、そもそも自分が「エンジニアに向いているかどうか?」を把握することです。
エンジニアの仕事はプログラミングであるように思われがちですが、本質的には問題発見と課題解決であり、プログラミングは手段に過ぎません。
また、この問題を発見した際にも他の人(ビジネスサイドの人間や、チームメイト)の理解を得て協力してもらう必要があり、一定のコミュニケーション力、説明力も求められます。
ですから、そもそも自分がまず「問題を発見し、課題を解決すること」が好きかどうか、得意かどうかを考えてみると良いでしょう。
技術力というのは後からでも習得できますが、そもそも根本のところで正しく問題を定義し、課題を解決するための道筋を立てられるかは、向き不向きがあります。
どのように考えたら良いか解らない場合は、古い本ですがワインバーグの「スーパーエンジニアへの道」を読んでみることをお勧めします。