澤田秀之:iPhoneよりずっと前の2005年に(もう20年近く前なのですね)、Windows Mobile 5.0を搭載した端末
W-ZERO3が、Willcomから発売されています。当時はまだスマートフォン(スマホ)という言葉がなくて、PDA (Personal Digital
Assistant)と呼ばれていました。PHS回線を使った(当時の)高速ネットワークを実装し、音声通話、メイルの送受信、ブラウザをはじめ、簡易的なWindowsの機能が搭載された、非常に優れた端末でした。私も真っ先に購入し、その後、新機種が発売されるたびに、W-ZERO3
[es]、Advanced W-ZERO3[es]、WILLCOM 03 、HYBRID W-ZERO3
と買い換えて、モバイルライフを満喫してきました。初代のW-ZERO3は結構な大型サイズで、耳に当てて通話をするのは些か奇妙な姿であったと思います。しかし、代を追うごとに小型化され、WILLCOM
03以降は通常のガラケーサイズとなって、洗練されたデザインとスライド機構が秀逸でした。
iPhoneが発売されると
Willcomからは後継がなくなってしまったため、Android端末に変更して使ってきました。その後、NokiaからLumiaとして、Windows
Phone, Windows 10 Mobile 端末が発売されるようになり、これらも何機種か使ってきました。LumiaではMS
officeがネイティブで使え、OSも良く作られていたと思います。特にワードやエクセルファイルのハンドリングが優秀で、素晴らしい端末であったと、今も思っています。残念ながら2019年を持って販売終了となり、私も再びAndroid端末に再度、戻って、今に至っています。