小川仁志:ワクワクするご質問ありがとうございます。私も映画は大好きですし、こういうことを考えるのはすごく楽しいですよね。哲学的テーマを扱った映画はすでにたくさんあると思います。SF映画のほとんどはそうですよね。タイムパラドックスなんて、まさに「時間とは何か?」を問うているのだと思います。あと、歴史上の哲学者を主人公にした映画も割とありますよね。私が好きなのは、「ハンナ・アーレント」、「サルトルとボーヴォワール 哲学と愛」、「マルクス・エンゲルス」などです。さらに、哲学している様子を描いた映画もありますね。フランスの幼稚園で、園児たちが哲学対話をすることができるか実験したドキュメンタリー「小さな哲学者たち」みたいな。私がやりたいのは、そういうドキュメンタリー映画ですね。私自身、哲学カフェや哲学悩み相談など様々な哲学実践をしているわけですが、それをドキュメンタリー映画にして、哲学の普及を図れればいいなと思います。いつかやります!(Read more)