私のこれまでの人生の中で大きな修羅場ということはあまりなかったような気がします。ただ、今の自分を形作っている重要な経験というのはいくつかございます。その経験を紹介させていただければと思います。

私が修士の時に、当時の指導教官の所属が変更になりました。そのため、修士2年の時に研究室自体を大規模に引っ越す必要性が出てきました。当時は、修士2年の頭にテーマを変更したばかりであったために、ほとんど実験をすることができないという状況になってしまいました。

(実質、11月頃からしか実験ができなかったように記憶しております。)

そのため、どのように修士論文をまとめるかということに非常に頭を悩ませました。その時に重要となったのがいかに効率的に実験するかという点でした。引っ越しなどをしている際にも色々と実験の計画を立てて無駄のないような実験をした覚えがあります。

また、もう一つ重要だった点が装置などの使用方法や実験における様々な知見を蓄えることでした。修士1年までは多くのテーマの研究を行うとともに、積極的に研究室の他のメンバーの手伝いなどをしておりました。そのため、いざ修士論文のテーマに取り組もうと考えたときに、自分の引き出しが非常に多かったことを記憶しております。

他にも、様々な経験全てが今の自分を形作っているのだと思います。

1 year ago

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