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一昔前だと原稿用紙、現在ではパソコンを使って小説・エッセイなどの文章を書く人が多いと思います。アウトプットするフォーマットの違いにより、文や段落の長さ、登場人物の感情表現、地の文のリズムに違いは現れますか?

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文章を書く人によって意見はさまざまだと思うので、以下はあくまで私の場合の話です。

私は文章を書くときには《読者のことを考える》というのが大事だと思っています。ですから、読者がどのような媒体、どのような環境で文章を読むかには強い関心があります。ご質問の中で「アウトプットするフォーマット」という表現がありました。私が気にするのは読者が読むフォーマットであるといえます。

別の言い方をしますと、原稿用紙で書こうがパソコンで書こうが、文章は変わりません(変えません)が、最終的に読者が読むフォーマットのときに与える印象を意識して書きます。

たとえば読者がWeb上で読むのがメインの文章なら、そのことを意識して書くと思います。文章に強調を多く入れたり、改段落を多くしたりします。Web上で読む場合、読者は流し気味に読む場合もあるので、情報の繰り返しをやや多めに冗長気味に書くこともあるでしょう。

またたとえば読者が本として読む文章なら、Webで読む場合に比べて落ち着いたトーンにします。冗長さも抑えますし、むやみに強調しないように注意します。

文章のリズムに関しては、Webでも本でも変わらないかもしれないですね。