AudibleとKindle Unlimitedはどちらもアマゾンの定額読み放題(聴き放題)サービスですね。
Audibleの方は利用していませんが、Kindle Unlimitedの方は利用することがあります。「利用することがあります」というのは長期間利用しない期間は解約しているという意味です。
Audibleの話。Audibleを利用していない理由は、そもそも私はあまりオーディオブックを聴く習慣がないからです。何回かお試しで利用したことはありますけれど、一冊まるまる聴いたことはないんじゃないかと思います。ですからAudibleを利用しないのは定額サービスだからという理由ではありません。将来何かのきっかけで利用するかもしれませんが、現在では無料でも利用しません。
Kindle Unlimitedの話。しばしば、読みたいと思った本がKindle Unlimitedの対象になることがあり、そのタイミングで利用し始めることが多いですね。ただし、Kindle Unlimitedでは一度に10冊までという利用制限があり、そのやりとりが不便です。私の場合には複数冊を並行で読むことが多いので特にその点がひっかかります。
どんなふうに利用しているかを考えてみたんですが、Kindle Unlimitedだからという理由で読み始めることは少ないと思います。「特定のこの本を読みたい」や「この著者が書いているこの本を読みたい」という気持ちが先にあるということです。
特に、自分が仕事で読むような本の場合には、どういう本で情報に触れるかは非常に重要になってきます。Kindle Unlimitedにあるから質が落ちるという意味ではまったくありませんが、本を買うかどうかの判断では、値段よりも先に考えることがあると思っています。
その一方で、リラックスして気軽に読む本の場合にはKindle Unlimitedのように立ち読み感覚で眺められるのはいいと思っています。と、いいつつも、よく考えてみると自分はあまりそういう本の読み方はしないですね。マンガでも小説でも、やはり「著者買い」のように、その本に期待するものが先にあり、その本がたまたま定額サービスの対象になっているから利用する。そういう状況が多いように思います。
もともと私は本を読むのが速い方ではありませんし、一冊を何度も繰り返し読むのが好きです。また、(私が本を書く仕事をしているのでそう言うわけではありませんが)本ほど「コスパ」が良い商品はなかなかないと思っているので、あまり本の値段のことは気にしないようにしています。
以上で回答になっているでしょうか。ご質問ありがとうございました。
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