基本的には会社の経営に従事する取締役会がしっかり機能していることが重要です。社長をはじめとする社内取締役と社外取締役で構成されています。とくに社外取締役が企業とは独立した人で様々な角度から経営陣と経営の在り方を議論すると同時に、経営陣をモニターしていくことが期待されています。社内で問題があると思われる案件があれば社内の人からそうした情報が経営陣に届くような仕組みも必要です。上場企業であればコーポレートがバンスコードにそって経営体制を改革していくことが期待されていますが、形式的な改善だけにとどまっていて実質的な経営体制が変わっていない企業であれば、不祥事を未然に防ぐことができないケースもあります。企業の規模や業績と必ずしも一致しませんが、大企業であれば海外投資家も多く、情報開示も要請されておりなにか問題があれば厳しい説明責任が問われることが多いように思います。

2022/02/17Posted
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