山下澄人:心配しているのだ、が「正しい」と疑いもせず人間である「私の子」をものとして扱う。人間はものとされたらそりゃ壊れる。ものじゃないんだから。不思議だけど人間は親になるとだいたいがバカになる。余裕がなくなりバカが露呈するといってもいい。子どもには親は気がついたらいて、すでに大人だったでしょうが、あれもいつかのかわりばえのしない子どもでくだらない若者だった。いずれにしてもあなたより先にあなたが事故にあったり若くして病を得たりして死なない限り、おっちょちょいをこじらせて自殺したりしない限り、死ぬ。飲まなくてもいいような薬を飲むほどまでに追い詰められてかわいそうに思います。でも何をしてようとしてなかろうと、拍子抜けするほど何故かどうにかなります。ならないぞ!とどうしてか他人はいいに来ますが、謎ですあれ。なるよ。無人島で暮らしてるわけじゃねぇんだから。無人島は大変です。しなきゃならないことが山積みだ。知らないけど。そして誰も教えてくれないけど深刻は簡単なんです。のんきに笑うことにこそ知恵がいる。バカに見えるけど楽しいですよ。暇なのなら知恵つけましょう。