初めまして、畑中さんのお言葉を参考にさせていただいている漫画家です。

直接漫画の技術面ではなく恐縮なのですが、自分の作品や実力を自分でずっと責めてしまうメンタル面についてご相談させていただきたいです。

現在連載としては2作目で、自分では話作りや絵もまだまだだと感じています。

お仕事の原稿をしながら自分で出来ること(自分が素敵だと感じる作家さん、ネットで見かけた絵を描く方の漫画や作画を研究する・仕事の原稿での作画を丁寧に、新たな表現や効果、コマ割りを練習しながら取り入れる・本を読む映画やアニメを見る等々…)をとにかく少しでも継続して練習することだと思い努めており、一朝一夕では変わらないことだとも理解しています。

ですが、元々のネガティブな性格から現状な自分を「私は未だこんな実力しかない」「今、自分で自分の描いたものを肯定できないことが恥ずかしい」などと原稿中やふとした時も涙が出るほどずっと心の中で自分で責め続けてしまいます。

趣味の頃はここまで酷くはなかったので、人にお見せする立場になり評価をいただくようになって、より人様からのご意見・自分自身の漫画の劣等感への怯えが倍増しているような気がします。

ネットなどで見る自己肯定感の上げ方などを試したこともありますが、元々の思考が上記なため結果的に「常に無理している考え方をした自分」を装っているだけになってしまい、上手くいったことがありません。

上手くなりたいという気持ちの起源にもなっていると自覚もしているので、この気持ちのおかげで少しずつでも上達に繋がりここまで来れた一面もあると思うのですが、連載をしているとメンタル面の維持や最低限の自信を持つことも大切だと痛感することが多々あり、外部や内部からの声に自分で自分の心を守れないことに危機感も感じています。

心の弱さと前向きに向き合いたいと思っているのですが、このような状況の自分に何かアドバイスをいただけますと幸いです。