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「二兎を追う者は一兎をも得ず」とよく言います。 なぜなのでしょう? 複数を追い全てを得るためには一つずつ手に入れていくしかないのでしょうか。 ちなみに今自分はこの諺を ・優先順位をつけて物事に取り組むと、優先順位が上から3番目までくらいのことで満足な(90-100点くらいでしょうか)結果を残すことができる ・全部同率で取り組んだ時は単純な割り算の結果(5個なら100/5=20点)の結果で終わる と解釈しています。

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どれだけコスト(労力・時間・努力・資金)を使ったとしても、その結果としてはウサギが「つかまった」か「つかまらなかった」のどちらかになります。一羽のウサギを62%つかまえたなどとということはありえません。

「閾値(いきち)」という概念があります。コップに水を入れていったとき、コップからあふれるまでは水は一滴もそとにこぼれません。あふれるまではいくら注いでも外に出てくる水はゼロなのです。閾値となる値を越えるまでは何も起こりません。

二羽のウサギを追って力を分散してしまい、一羽のウサギをつかまえるために必要な労力の閾値を越えることができないとしたら、まさに「二兎を追う者は一兎をも得ず」になるわけですね。

優先順位をつけて取り組むにせよ、同率で取り組むにせよ。必要な成果物が「コストに応じた割合で得られるもの」なのか、それとも「得るために必要な閾値があるもの」なのかの判断は重要になります。もしも閾値があるならその値はどれほどか、自分が発揮できるコストがどれだけなのかを理解することが大事になるでしょう。