my:幸福度とは、国連の世界幸福度報告を指していると思いますが、これはアメリカのギャロップ社が収集したデータを基にしています。この調査では、以下の変数が使用されます。
* 人口あたりのGDP
* 社会的支援(ソーシャルサポート、困ったときに頼ることができる親戚や友人がいるか)
* 健康寿命
* 人生の選択の自由度(人生で何をするかの選択の自由に満足しているか)
* 寛容さ・気前の良さ(過去1か月の間にチャリティなどに寄付をしたことがあるか)
* 腐敗の認識(不満・悲しみ・怒りの少なさ、社会・政府に腐敗が蔓延していないか)
日本は、寛容さに関して156カ国中143位と、著しく低いことが分かりました。日本には、寄付文化がなく、それには宗教文化の弱さや、非営利セクターが歴史的に発展が遅れており、社会的認知度や信頼度が低いこと、また税制優遇措置が諸外国に比べて不十分とも言われています。
一方で、ふるさと納税も寄付に入れるとすると、年々増加していることも確認されています。
また、調査の変数が、日本人的な幸福感と合っていないのではないかという疑問も浮かびます。治安や医療アクセスなども含めると、結果は変わってくるのではないでしょうか。
https://www.npo-homepage.go.jp/about/kokusai-hikaku/kifunichibeiei-joukyou