以前は、プログラムを書くときでも文章を書くときでも音楽が不可欠で、いつもヘッドフォンで何かを鳴らしていました。バッハの曲が多かったです(音楽の捧げ物や、フーガの技法など)。
でもそれは、カフェで仕事をすることが多かったからのようです。外で仕事をしていると、周りのざわざわした音が気になるので、それをかき消すために音楽を聴くことが多かったのです。
でもこのご時世になって、ほとんどの時間を自宅で過ごすようになってからは、仕事中に音楽を聴くことはほとんどなくなってしまいました。そしてそれでまったく不都合がありません。
音楽がある方がいいか、無音の方がいいかというのは何ともいえません。というのは、実際に仕事に没入してしまうと、何を聴いているかなどはもう意識にも上らないからです。それどころか、自分がいまどこにいるかという感覚すらほとんどなくなります。
ですから、音楽の有無というのは、私の場合には「仕事を周りの音に邪魔されずにスムーズに開始できるか」と「仕事が一段落してふと我にかえったときに何か音楽が流れていてほしいか」に掛かっています。仕事の途中では、音楽はあってもなくてもまったく変わりはありません。
以上、あくまで「私の場合は」というお話でした。
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