鈴木 一生:私は地元の公立高校に通い東京工業大学に行きましたが、特別なことはしていません。高校の授業を受けて宿題をやっていただけです。授業のレベルが高く、予習と宿題でそれなりに時間がかかった記憶があります。 ただし数学だけは「大学への数学」という雑誌を購読して演習問題を解いていました。私は当時は数学が得意だったのですが、それを見た教師が「面白い雑誌があるぞ」と紹介してくれたのがきっかけで、毎月、掲載されている問題を解くのを楽しみにしていました。 今の状況は分かりませんが、当時は塾や家庭教師を利用せずに大学を受験する生徒も多かった印象があります。大学入学後に同級生やサークルの先輩と話したところ、特に地方出身だと小学校から高校まで公立校、勉強は学校の授業とせいぜい通信教育(Z会とか、大学への数学とか)というケースも多かったです。(Read more)