よ@24卒:一般道路ではないですが、高速道路の渋滞の原因は、3種類に分類されます。
①大量の車が同じ道路に集中することで発生する「交通集中渋滞」
②高速道路の維持改良工事によって起こる「工事渋滞」
③交通事故の発生で道路が規制されることにより発生する「事故渋滞」
このうち、高速道路の渋滞の7割が①大量の車が同じ道路に集中することで発生する「交通集中渋滞」だと言われています。
そして、この①「交通集中渋滞」を細かく分析すると
1.「上り坂及びサグ部」7割
2.「接続道路からの渋滞」1割
3.「インターチェンジ」約1割
ということがわかります。
すなわち、高速道路の渋滞のうち、約50パーセントは「上り坂及びサグ部」で発生していることがわかります。
では、このサク部とはなんなのでしょうか。
サク部とは、下り坂から上り坂へとさしかかるときの凹部分を指します。分かりやすく言うなら、下り坂から上り坂に変化する道路といえます。
なぜ、このサク部で渋滞が発生するのかというと、下り坂から上り坂に変化したことに気づかないドライバー自然減速していき、後続車も距離を取るためにブレーキを踏むことで、後続車へのブレーキの連鎖が発生するからです。
質問の回答といたしましては、高速道路に限った話だと、渋滞の原因の半分は坂道にあるということができます。