越智 徹:きわめて私見になりますが、単純にYahoo!
Japanが日本初の総合ポータルサイトであり、「インターネット=Yahoo!」というイメージを強烈に植え込んだからではないでしょうか。
以前どこかで読んだ話で、ソース元を示すことができないのですが、Yahoo!
Japanがマスコミのニュースを流すにあたり、色々と下交渉をして相当入念に準備していたそうです。そのため、現在でも総合ポータルサイトとして情報がまとまっていますし、各社の国内・国外ニュースから経済動向、天気、速報ニュース、芸能ニュース、地域ニュースなども拾って配信しています。私は検索はGoogleを使っていますが、手軽なニュースサイトとしてYahoo!を読んでいます。検索エンジンの優位性等はもう諦めているのではないかと思います。
なお、検索シェアは2022年でGoogleが70%強ですが、2015年あたりまではYahoo!が1位でした。
後発のニュースサイトとしてはMSNがかなり頑張ってはいますが、やはりYahoo!には及ばない点と、あとレイアウトがMSNはやたら五月蠅い感じがしますね。Yahoo!は最初期と基本的に変わらないレイアウトですが、あれがちょうどよい情報量なのだと思います。(あくまで個人の印象です)
よってまとめると、
1. 日本初のポータルサイトとして地位を固めることができ、維持し続けている。
2. レイアウトの情報量が適度である
3. 数多くのニュースソースと契約し、膨大なニュースを配信している。
この3点によるのではないでしょうか。