Yoshi Yamaguchi:所属する企業によってエンジニアリングマネージャー(以下EM)に求められる役割が異なるので、以下の特徴が私の現職の企業以外でも優秀な方に当てはまるかはわかりませんが、現職においては次のような方を優秀に感じます。
* チームメンバーをやる気が持続するプロジェクトにアサインできる
* チームメンバーの興味範囲と強みを理解し、プロジェクトに売り込める
* プロジェクトの作業量と時間をうまくチームメンバーのキャパシティに合わせられる
EMが存在する組織というのは、エンジニアリングチームが常にプロジェクトの数に対して少ない中で組織内外で成果を出し続けないと行けない組織であると理解しています。そのような状況では、EMは自チームの能力を最大限に発揮して、最大限の成果を出し、かつチームメンバーのキャリアの形成ややる気の維持を行うことが主な目的となります。そのためには、多くいるプロダクトマネージャーとの定期的に状況を共有して、自チームのメンバーが能力を発揮できるプロジェクトを発見する必要があります。また期限内でうまく成果を出せるように、プロジェクトのマイルストーンをうまく設定したりと、プロジェクトマネジメントも行わなければならないでしょう。