人の好みは一年二年ではあまり変わらないので、同じような作品を作り続けることは商業的に正解な気がするのですが、長いスパンで見ればパンクがありグランジがあり、R&Bやシティポップなどの再評価/再流行があり、その時々の好まれる作風というのは違ってきています。
短絡的には、短期的な見通し(恒常的に同じような作品が受容される)があるときに破綻する降伏条件や相転移点のようなものがあって、どこかでドラスティックな変化が生じるように思えるのですが、実際のところ、その時々の流行り廃りというのは何が決め手で、「廃った」ジャンルの作家はその後どうやって切り盛りしているものなのでしょうか?