Yoshi Yamaguchi:Rustが元々C++がカバーするユースケースをカバーしつつ、C++で発生しやすい問題(主にメモリ管理に起因するもの)を解決するために開発されただけあり、素地としてポテンシャルはありました。しかしながら、他の言語でもそうですが、言語として成功するために必要なエコシステムがなかなか成熟しきれていない状況が続いていました。
ここ数年はだいぶエコシステムが安定してきて、開発周りのツールやライブラリの成熟度が高まり、それに伴ってAndroidやLinuxカーネルでのRustの採用も始まり、いよいよ大きな流れが来ていると感じます。
C++の遺産は膨大なのでそのすべてがRustで置き換わるということは無いと思いますが、大きな流れはすでに始まっている印象を受けます。