月夜野:専門家の方の回答が付いたらそちらを参照してください。
*
教育学に関しては全く分かりませんしインドの歴史や文化も全然知らないので個人的な経験の話です。
・
私の学生時代からの経験から言えば暗記しなければいけないものが増えれば増えるほど途中で投げ出してしまう子供が増えると思います。
暗記が苦手な子供に無理強いして覚えさせたら抵抗以前に拒絶反応が出て算数が嫌いになります。
九九を覚えれば応用がきくので12の段や20の段は必要な人だけ覚えればいいのではないでしょうか。
ちょっと計算が得意な人なら二桁以上の計算も暗算できます。
検算が必要なときは電卓などですると思います。
授業では電卓は使えないと言っても逆に言えば授業やテスト以外の場所では電卓で計算できるという事です。
今はスマホでもPCでも電卓機能が付いています。
・
前述のようにインドのことは知りませんが、ヨーロッパで12の段まで教えるのは1ダースが12個など、12個が1単位の場合が多いからだと思います。
イギリスが今でもシリングを使っているのかは知りませんが以前は12シリングで1ポンドでした。
ちなみにペニーだと100ペンスで1ポンドです。
日常的に12個単位の計算が必要だから12の段まで教えているのだと思います。
・
日本ではプログラミングなどの例外を除けば十進法を使っているので九九で十分なのだと思います。