k42:賃金の上方硬直性が強く働いているため、と言えます。要するに、目に見えた給料をあげづらいのです。理由は簡単。誰かが儲けていると、誰かが妬む。この構造のために、目立たぬように、目に見えぬ賃金アップを行うだけなのです。値下げの話も似ているかと思います。見た目を気にする日本人。見た目上値段が変わっていなければ、内容量が減っても心理的なダメージが少ない人が多いのではないでしょうか。私もそのうちの1人です。悲しいですが、この日本人の感覚が抜けない限り、日本は貧乏なままな気がします。いいサービス、いいプロダクトにお金をいっぱい払おう!という意識も低いですよね。もちろん、お金がない人がたくさんいる、という理由もあります。ただ、日本人の感覚として、安くて質のいいものに慣れてしまっているので、高価格のものには非常に敏感にならざるを得ません。まとめると、日本人の潜在的な感覚と、経済システムの合致が起こり、結果的にサイレント値下げが横行していると言えます。(Read more)