R.E.C@画集発売中🦋:ご質問ありがとうございます。 ビジネス論とは若干違った気持ちの面での回答になります。 他にも色々と学ぶことがあった中で絵だけは続けられたということは絵が本当に「好き」ということでしょうし（もっと踏み込めば絵を描いて何かを表現するという事が好きなんだと思います）、それを仕事にすることが出来たことは考えようによっては長い間「天職」をやり続けているということになります。プロ絵師を目指す人は世の中にたくさんいますが、いろんな理由でプロはいいやってなったり途中あきらめたりするひとが実際の所ほとんどです。そんな中質問者様は長い間プロをやれているという事は、おっしゃる通り仕事で苦痛の毎日を過ごしている人は多いと思いますがその苦痛でも本質的に自分が好きな天職の中での苦しみということになります。同じ苦しみでも自分は好きな事で苦しんでいるんだ、という風に考え方を少し変えるだけでも心が軽くなるのではないでしょうか。 金銭面はプロにとっておおきなやりがいの要因ですが、現実としては知名度が高くても単価はそこまで上がらず絵の仕事はコストパフォーマンスが非常に悪いので裕福な暮らしはできずギリギリでやっている方も多いのが現実です。そういうのもそれが当たり前なんだと自分の中のスタンダードにしてしまえば多少は心が軽くなるのではないでしょうか。 恐らくは色んなことがあった中でかつて仕事として楽しかったことが惰性になり、それがいつのまにか当たり前になりやりがいがかつてのようになくなり、押しつぶされそうになっている、このような状況かと推察します。僕のような若輩者が偉そう言って申し訳ないのですが、僕は自分の身の回りにある悪い状況も見方一つ変えれば良い事に変えられると考えています。例えば今の質問者様のような状況の場合、見方を変えれば絵の仕事をする（好きな事を仕事にしている喜び）楽しさを再確認できるチャンスだと捉えます。世の中にあるほとんどの事象をポジティブに捉えるかネガティブに捉えて沈んでいくかはほんと3秒間の考え方の変換でいかようにもコントロールすることが出来る、というのが僕の基本的な考え方です。ビジネスというシリアスな場面でも基本的にこの考え方を僕は変えません。いい事も悪い事もありますが、悪いことを見方を変えて良い事にすれば毎日良い事しか起こらないということになります。ちょっと極端な考え方なのは自認していますが、これくらいの考え方をしていたほうが絵の仕事にも前向きな姿勢で臨むことが出来、それが仕事の成果のクオリティーを上げ、そしてさらに大きな仕事につながり、そしてやりがいを感じもっと前向きにとりくむことができる、というポジティブループにすることができます。しかしもちろんこれは理想論であり、いろんな障害によってそううまくはいかないのが普通ですが、そううまくいかないことも一興だと考えています。むしろうまくいかないから逃げたりして逃げた結果別のものがみえてきて怪我の功名なんてこともあるかとおもえば希望に早変わりします。 超ポジティブシンキングと言ってしまえば雑な言い方になってしまいますが、前述のようなことがご参考になれば幸いです。