匿名希望にて質問箱でのお返事となり大変失礼いたします。
先日”強者の妄想”について質問させて頂いた者です。
この度は私の拙い質問に大変迅速かつ丁寧にご回答頂き誠にありがとうございました。
個人的に先生を言語化の神として陰ながら崇拝しているもので、お褒めの言葉を賜り感涙ものでした。
一言でまずお返事申し上げますと、先生のお陰で迷いが晴れ先に進めそうです!
>そのままで大丈夫です。いいテーマだと思いますよ。
このお言葉が何よりの励みになりました。本当にありがとうございます。
>小説は投影に凄くむいた媒体です。
そう、これに気づいてしまったのがまさに迷いの原因でした。先生がお見抜きの通り私はスペック廚で、観察型の作品しか書けないタイプです。現在、本業の空き時間で現実的に可能な創作形態が小説しかないという理由で小説という媒体に挑んでいるのですが、学ぶにつれて自身の作風が媒体の強みを生かせていないと思うようになりました。そこで、私はいつも出木杉君を主人公に書くのですが、「読者の共感が要るよなあ」と思って今回はのび太要素を足してみたのです。するとびっくり! 「なんだこの半端野郎は!?」となって絶賛筆が止まっているのでした。
>「楽しみ方の一貫性を切らない」
完全、完璧に疑問を先回りしてお答え頂いたと思います。まさに今の私に必要な知見でした。先生に背中を押されたと思い初心に還って、まずは「憧れ」と観察を主力に据えた作風に立ち戻ろうと思います。そしてこれからは、「ここがこのキャラの魅力!」と作者が思っている部分をしっかり言語化しておいて、読者のそれと外れないように描くことを心がけようと思います。
先生のお陰でなんとかダニング=クルーガー効果の谷を脱出できそうです!
いつか立派な面白い作品をお返しできるよう精進いたします。
この度は金言を賜り誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。