ダテナオト:衣装デザインのポイントは「職種がわかるデザイン」「性格がわかるデザイン」「モチーフのデザイン」の3つをまず分けると良いと思います。 例えば「警察官で性格が真面目、そして制服のモチーフに蛇のデザインがあしらわれてる」 とすると警察官の制服をビシッと着こなし、バッジや腕章など制服のパーツに蛇のレリーフが施されているデザインを考えてみると見た人に伝わりやすくなりませんでしょうか? また、初音ミクを例にデザインを分解してみると「学生服」「シンセサイザーYAMAHA DX7」「ツインテール」という特徴に分解できます。 カラーで分解するとベース:緑、アソート:白と黒、アクセント;赤に分解できます。 メインカラーはそのキャラを表現する際何色が想像できるかで分かると思います。 この場合の色の比率はベース:アソート:アクセント=7:2.5:5が基本のバランスになります。 また僕がよくデザインでやる方法が最初からリアル頭身で描くのではなく、まずSDサイズで作成し、そこからリアル頭身に置き換える方法です。 SDザイズでは頭身が低いので細かいデザインは描き込めませんので特徴的なデザインだけで描かなくてはいけません。 つまりSDでデザインすることで先に特徴的なデザインを決め、リアル頭身に変換する際に足らないデザインを補助的に加えるという方法です。 デザインを考える際には「ブレインストーミング」を行うと良いでしょう。 まずデザインのテーマを決め、そのテーマから思いつく要素を矢印を引っ張りながら枝分かれさせていきます。ある程度揃ったらそこから組み合わせの良い要素を選択し、デザインを開始する方法です。 この辺は僕の著書「90日間で絵は変わる!画力向上講座」にも書いていますので気になりましたらぜひお手にとって観てください。(もっと読む)